模倣とオリジナリティーについて (雑感)
2009.5.13
おととい、テレビで見ておもしろいと思ったものが二つあった、それらが偶然、私の中で同じテーマにはまった。
ひとつは、クワタケイスケが「おふくろさん」を歌っていたもの。もうひとつは、キヨシロウが「上を向いて歩こう」を歌っていたもの。
どちらも、想像できるであろうが、オリジナルの歌手の歌い方とは、まったく趣を異にしていた。しかし、それはそれで、おもしろさを感じた。
ここまで極端ではないが、クラシック音楽の演奏においても、同様の楽しみがある。私はピアノ曲が好きなのだが、演奏家ごとに、味わいが異なることに多いに楽しみを感じてきた。
同じ楽曲について、オリジナリティーは、その楽曲を創った人にだけあるわけではないと思う。それの歌い手や演奏家にも、同様にあるのだ。
同じ楽曲をどのように表現するかということに、表現者の個性が出てくる。
脳科学者の茂木さんが、テレビで言っていた、「まねすることはいいことだ。まねしても、そこに必ずその人のオリジナリティーが出てくるものだ。」と。
ゼロから生み出すことだけがオリジナリティーなのではない。むしろ、ゼロからは何も生み出せないであろう。楽曲を創った人だって、ゼロから創ったとは言えないのだ。いいと思った物事はおおいにまねしたらいいのだ。その中で自己のオリジナリティーは、自然に発揮されるのだと思う。 クリックしてくれるとうれしいです→
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おととい、テレビで見ておもしろいと思ったものが二つあった、それらが偶然、私の中で同じテーマにはまった。
ひとつは、クワタケイスケが「おふくろさん」を歌っていたもの。もうひとつは、キヨシロウが「上を向いて歩こう」を歌っていたもの。
どちらも、想像できるであろうが、オリジナルの歌手の歌い方とは、まったく趣を異にしていた。しかし、それはそれで、おもしろさを感じた。
ここまで極端ではないが、クラシック音楽の演奏においても、同様の楽しみがある。私はピアノ曲が好きなのだが、演奏家ごとに、味わいが異なることに多いに楽しみを感じてきた。
同じ楽曲について、オリジナリティーは、その楽曲を創った人にだけあるわけではないと思う。それの歌い手や演奏家にも、同様にあるのだ。
同じ楽曲をどのように表現するかということに、表現者の個性が出てくる。
脳科学者の茂木さんが、テレビで言っていた、「まねすることはいいことだ。まねしても、そこに必ずその人のオリジナリティーが出てくるものだ。」と。
ゼロから生み出すことだけがオリジナリティーなのではない。むしろ、ゼロからは何も生み出せないであろう。楽曲を創った人だって、ゼロから創ったとは言えないのだ。いいと思った物事はおおいにまねしたらいいのだ。その中で自己のオリジナリティーは、自然に発揮されるのだと思う。 クリックしてくれるとうれしいです→


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