何かを捨てなければならない (雑感)
2008.12.25
きのうのTVで、太平洋戦争のことを、やっていた。
日本の、戦争への選択。
日本人は、そのとき、何かを捨てられなかったのだ。
だから、不確実でも、そういう選択をしてしまったのだ。
捨てられなかったのは、弱い国に甘んじることに耐えられない気持ちか、プライドか。
不確実でも、勝てばよかった。勝てば肯定される。
しかし、負ければ「ただの悪」だ。
私が会社を辞めたときの心理も、「何かを捨てられなかった」心理があったように思う。
私が会社を辞めるとき、いくつかの閉塞感があった。それに、耐えられなかったのだ。
このままでは、座して死を待つしかないと思うような状況だった。
なので、それよりはと、不確実でも、会社を辞めて、株トレードに、かけてみた。
もっと、「何かを捨てる」という選択肢が持てればよかったのに。
不確実でも、株トレードで勝てばよかった。勝てば肯定される。
しかし、負ければ「ただの、バカなやつ」だ。
負けて、いろんなものを、失った。
しかたがない。あのとき、会社を辞めていないほうがよかったというのは、はたから言われるが、私自身は、あまりそうは思わない。辞めない選択であのままの延長では、私は、経済的にも、精神的にも、やっていけなかったと思える。
ただ、選択肢の幅が、今思えば、自分の中で、少なかったのだ。もっと、「何かを捨てて」、ほかの選択肢を考えてもよかったのだ。あのとき「捨てるもの」は、会社へのプライドだったかもしれない。あるいはまた、会社の人々や友人や家族へのプライドだったかもしれない。そういうのを、捨てる覚悟ができれば、ほかの選択肢もあり得たかもしれないとは、思う。
そして今、ここまで落ちても、さらに何かを捨てなければならないようだ。今の延長線上に、未来が見えないからだ。
何を捨てればいいだろうか。つらいことに耐えたくない気持ちか、習慣か、家族か。家族といっても、かたちはどうあれ、「はいさよなら」にはなりえない。 クリックしてくれるとうれしいです→
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きのうのTVで、太平洋戦争のことを、やっていた。
日本の、戦争への選択。
日本人は、そのとき、何かを捨てられなかったのだ。
だから、不確実でも、そういう選択をしてしまったのだ。
捨てられなかったのは、弱い国に甘んじることに耐えられない気持ちか、プライドか。
不確実でも、勝てばよかった。勝てば肯定される。
しかし、負ければ「ただの悪」だ。
私が会社を辞めたときの心理も、「何かを捨てられなかった」心理があったように思う。
私が会社を辞めるとき、いくつかの閉塞感があった。それに、耐えられなかったのだ。
このままでは、座して死を待つしかないと思うような状況だった。
なので、それよりはと、不確実でも、会社を辞めて、株トレードに、かけてみた。
もっと、「何かを捨てる」という選択肢が持てればよかったのに。
不確実でも、株トレードで勝てばよかった。勝てば肯定される。
しかし、負ければ「ただの、バカなやつ」だ。
負けて、いろんなものを、失った。
しかたがない。あのとき、会社を辞めていないほうがよかったというのは、はたから言われるが、私自身は、あまりそうは思わない。辞めない選択であのままの延長では、私は、経済的にも、精神的にも、やっていけなかったと思える。
ただ、選択肢の幅が、今思えば、自分の中で、少なかったのだ。もっと、「何かを捨てて」、ほかの選択肢を考えてもよかったのだ。あのとき「捨てるもの」は、会社へのプライドだったかもしれない。あるいはまた、会社の人々や友人や家族へのプライドだったかもしれない。そういうのを、捨てる覚悟ができれば、ほかの選択肢もあり得たかもしれないとは、思う。
そして今、ここまで落ちても、さらに何かを捨てなければならないようだ。今の延長線上に、未来が見えないからだ。
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