株トレードの失敗の例 (雑談)
2008.5.1
1回のトレードで500万の損失を出し、決定的なダメージになった株トレードの様子を記します。
そのときのチャートが下記です。

このトレードで、500万を失った私です。
チャートで見ると、私が、まったくの底値で損切りしてしまっているのがわかります。その後見事に、株価は上昇していきました。
損切りのオーダーを出したとき、私は、パソコンで、リアルタイムの売り板/買い板を見ていました。後場でした。どんどん売られました。そして、これでもかこれでもかというように、売り板が厚くなっていきました。売り板対買い板が10:1くらいになり、もうこれは、もう一段の暴落が避けられないと思った瞬間が、観念した瞬間でした。決済オーダーを出しました。しかし、その直後から、売り板も買い板も、私にとってはまとこに不思議でしたが、そのままの状態で動かず、売買が止まりました。「売り板が分厚い/買い板は薄い、しかし売買は止まった」という状態が、たぶん1時間くらい続きました。その後、場が終わる30分くらいのところで少しの売買がありましたが、それも不思議に、買いが入って、少し底値より高くなって引けたのでした。
翌日からは、見事に上げていきました。なんということでしょう。私のトレード。見事に底値で売らされています。
この失敗の第一の反省は、資金投入しすぎです。マネーマネジメントの部分です。もう一つは、心理的パニックを想定しきれない安易な自分があったことです。あの状況で損切り決済すべきでなかったとは思いませんが、そこまでに至る前に、対処すべきだったと思います。
株トレードの3大要素は、下記だと思っています。
* 技術
* マネーマネジメント
* 心理コントロール
とりわけ、ベースとなるのは、「心理コントロール」だと、思います。いくら「技術」に秀でてもだめです。心理的にパニックになると、判断できなくなりますし、絶対的な技術というものは、たぶんありません、せいぜい55%くらいの精度ものかと思えます(天才以外)。「マネーマネジメント」も、「心理」に左右されます。
ところが、「心理コントロール」って、むずかしいものです。
「シミュレーションと実トレードは、ゲームで判断することと、実弾の入った拳銃をつきつけられた状況で判断することほど違う。」、あるいは、「平坦な床に敷いてある幅30cmの板の上を歩けと言われれば簡単に歩けるが、同じ板でもビルの屋上のヘリに置かれたら、歩けない。」のです。
このことは、いくら訓練しても、変えられないと、自分は思います。
そしてまた、株価が期待に反した動きをしたときに、判断を放棄し、どちらかわからないからとりあえず様子を見よう、となってしまいます。そのうち、致命的な損失を蒙る結果になることが、何回かのうちの一回、いずれ必ずやってきてしまうわけです。
私の場合(たぶん多くの人に当てはまるのではないかと思いますが)、ちょっと儲かると、すぐ怖くなって決済してしまいます。この場合、手数料を差し引いても儲かることだから、決済に抵抗がないのです。一方、損切りの場合、ここで決済すると、手数料も取られた上に、損を確定させてしまう、ということから、躊躇してしまうのです。
ですので、「心理」コントロールは自身ではできないものだと思った上で、のぞまなくてはならない、と、思います。だから、最初から、損切りオーダーもセットで入れるのです、もし今後私がやる場合は。
(機械的売買の場合も、不安がよぎるのは同じですから、心理的側面は同じだと思えます。) クリックしてくれるとうれしいです→
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1回のトレードで500万の損失を出し、決定的なダメージになった株トレードの様子を記します。
そのときのチャートが下記です。

このトレードで、500万を失った私です。
チャートで見ると、私が、まったくの底値で損切りしてしまっているのがわかります。その後見事に、株価は上昇していきました。
損切りのオーダーを出したとき、私は、パソコンで、リアルタイムの売り板/買い板を見ていました。後場でした。どんどん売られました。そして、これでもかこれでもかというように、売り板が厚くなっていきました。売り板対買い板が10:1くらいになり、もうこれは、もう一段の暴落が避けられないと思った瞬間が、観念した瞬間でした。決済オーダーを出しました。しかし、その直後から、売り板も買い板も、私にとってはまとこに不思議でしたが、そのままの状態で動かず、売買が止まりました。「売り板が分厚い/買い板は薄い、しかし売買は止まった」という状態が、たぶん1時間くらい続きました。その後、場が終わる30分くらいのところで少しの売買がありましたが、それも不思議に、買いが入って、少し底値より高くなって引けたのでした。
翌日からは、見事に上げていきました。なんということでしょう。私のトレード。見事に底値で売らされています。
この失敗の第一の反省は、資金投入しすぎです。マネーマネジメントの部分です。もう一つは、心理的パニックを想定しきれない安易な自分があったことです。あの状況で損切り決済すべきでなかったとは思いませんが、そこまでに至る前に、対処すべきだったと思います。
株トレードの3大要素は、下記だと思っています。
* 技術
* マネーマネジメント
* 心理コントロール
とりわけ、ベースとなるのは、「心理コントロール」だと、思います。いくら「技術」に秀でてもだめです。心理的にパニックになると、判断できなくなりますし、絶対的な技術というものは、たぶんありません、せいぜい55%くらいの精度ものかと思えます(天才以外)。「マネーマネジメント」も、「心理」に左右されます。
ところが、「心理コントロール」って、むずかしいものです。
「シミュレーションと実トレードは、ゲームで判断することと、実弾の入った拳銃をつきつけられた状況で判断することほど違う。」、あるいは、「平坦な床に敷いてある幅30cmの板の上を歩けと言われれば簡単に歩けるが、同じ板でもビルの屋上のヘリに置かれたら、歩けない。」のです。
このことは、いくら訓練しても、変えられないと、自分は思います。
そしてまた、株価が期待に反した動きをしたときに、判断を放棄し、どちらかわからないからとりあえず様子を見よう、となってしまいます。そのうち、致命的な損失を蒙る結果になることが、何回かのうちの一回、いずれ必ずやってきてしまうわけです。
私の場合(たぶん多くの人に当てはまるのではないかと思いますが)、ちょっと儲かると、すぐ怖くなって決済してしまいます。この場合、手数料を差し引いても儲かることだから、決済に抵抗がないのです。一方、損切りの場合、ここで決済すると、手数料も取られた上に、損を確定させてしまう、ということから、躊躇してしまうのです。
ですので、「心理」コントロールは自身ではできないものだと思った上で、のぞまなくてはならない、と、思います。だから、最初から、損切りオーダーもセットで入れるのです、もし今後私がやる場合は。
(機械的売買の場合も、不安がよぎるのは同じですから、心理的側面は同じだと思えます。) クリックしてくれるとうれしいです→


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