自己破産@体験からの進め方のヒント

自己破産@体験からの進め方のヒント
借金に悩み、債務整理が頭によぎる方へ、私の、自宅任意売却~自己破産に至る体験をお話します。ご自身の選択の参考にしてください。

弁護士の社会的使命

2008.1.13

このブログでも、弁護士さんの対応について疑問を持った体験を語っています。(相談者から感じる「相性」以前の対応の問題です。)また、いただいたコメントや、ほかのブログでの体験談からも、突き放すような言葉で受任を断られるとか、受任後でも忙しくて何もやっていなかったことがあとでわかったとか、そういう、弁護士の基本的な対応の姿勢に問題を感じるケースが、目に付きます。

(もちろん、相談者の真摯な姿勢があってのことですが。)


もし、こういうことが事実であるならば、「二宮尊徳」の下記の言葉を思い出します。

「道徳なき経済は罪悪、経済なき道徳は寝言」

この言葉には、たぶん10年以上前ですが、「筑紫哲也」が、夜のニュース番組の「多事争論」のコーナーで、引用していて、出会いました。


「道徳なき経済は罪」
個人でも法人でも、経済活動をして、お金を得なければ、生活できません。しかし、金のためなら何でもやっていいということは、ありません。そこには、悪いことをしてお金を儲けてはならないということはもちろん、やはり、世の中の役に立って報酬をいただくということが、認められる経済活動の条件でしょう。個人であれ、法人であれ、そうです。

弁護士は、「困っている人たちを助ける」ことが、社会的使命だと思います。このことが、弁護士という職業の経済活動の道徳的条件です。「困っている人たち」の中でも、取捨選択をして、経済的に魅力が少ない案件の人を受け入れないとしたら、弁護士という職業の経済活動の条件である道徳を、自ら軽んじている、あるいは無視していることになると思います。


「経済なき道徳は寝言」
一方、お金などどうでもいい、精神的なものがすべてである。というような考えも、意味がないですよね、仙人でもない限り。それに近い物言いは、よく聞くことがあります。「人様の役に立つようがんばっていれば、自然とお金はついてくる」とか、「お金がなくても幸せはあるよ」とか。しかし、現実は、腹が減ってひもじいとき、それでも私は幸せだと思える人は、ふつうはいないでしょう。やはり、経済力は必要なのです。

だから、弁護士さんが報酬を求めるのは当然です。ボランティアではなく、職業なのですから。


* 法テラスの役割への期待
勝手な期待ですが、法テラスには、法テラスで紹介する弁護士さんは、少なくとも、基本的な対応はきちんとする方であるよう、望みたいです。そのような仕組みを作っていってほしいです。そういう前提で、そのあと、相談者と弁護士の見解が合わないとか、相性とかの問題が出てくる場合もあるということにしてほしいです。法テラスでは、相談者と弁護士の見解が合わないとか、相性とかの問題が出てきた場合、再相談を受け付け、別の弁護士を紹介するケースもあるそうですから、その前提として、最初から、基本的な対応はきちんとする弁護士を紹介してほしいです。


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Bankrupted

Author:Bankrupted
2002.5 会社早期退職
株トレード
2004.5 自宅任意売却
2006.11 自己破産を選択
2007.2 自己破産申し立て
2007.3 破産手続き開始
2007.5 免責認可

このようになってしまった経緯と、体験からの自己破産の進め方のヒントを記します。皆さんの「他山の石」となれればと思います。

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