TOEIC受験に申し込んだ (雑談)
2009.4.15
5/31のTOEIC受験に申し込みました。今後の仕事に有利になるようにと思ってのことです。
ここ2週間くらい、1冊のTOEIC対策本「新TOEIC test徹底分析と完全攻略」

で、勉強しました。これからその復習もしつつ、「TOEICテスト新公式問題集(vol.3)」

をこなして(テスト2回分)、臨もうかと思っています。
私が勉強したTOEIC対策本を読むと、TOEIC受験での戦術が語られていました。同じ実力でも、スコアはアップするでしょう。
また、TOEICの問題は、International Englishなので、問題をそのまま暗記するのも、意味があるものと思います。問題集を何度も復習する価値も、あるものだと思います (なので、問題集の回答用紙のページは、あらかじめコピーしておいて、何回かの復習に使うといいと思います。前と違うところで間違ったりするだけでなく、再び同じところで間違ったりもすることもあるのです、私の場合)。
参考までに、下記は、その対策本を読んで、私がTOEICテストを受けるにあたり、個人的に意識したいポイントをまとめたものです(自身の推測も含みます)。
-----------------------
TOEIC 意識すべきポイント
■ 全体
答えがわかったら、あとはきかない/読まない
わからない答えはC、Cが絶対違うと思ったらDにする
リスニングでは、文法上のひっかけは時制のみ(たぶん)、発音上のトリッキーはある
リーディングで文法上のひっかけを気にする必要があるのはPART 5/6のみ(たぶん)
* 頭の中に3つの引き出しを持つ
問題を聴く(読む)
設問を読む(&記憶する)
マーキングする
■ リスニング
PART 1
出てくるのは現在進行形か現在形か現在完了形
必ず「主語+動詞」で始まる
PART 2
同じ語句は正解にならない(A or Bの質問以外)
Yes/Noで答えられる質問でも、その50%は、正解においてYes/Noで答えない。
(PART 3の設問をできるだけちら見しながらやる)
PART 3
設問の順番どおりにヒントが出てくることが多い
Aさん/Bさん/第三者、を意識する
PART 4
設問の順番どおりにヒントが出てくることが多い
総論→各論の流れで語られる
設問の選択肢から、「比べる基準」を意識する
設問の選択肢から、「ストーリー」を予測する
「the+名詞」は、その名詞に比較するべきものはない
■ リーディング
時間配分
PART 5 18分(1問27秒)
PART 6 6分(1問30秒)
PART 7 28+20=48分(1問60秒)
PART 5
空欄の前後のみ読む
PART 6
文意を把握しないと解けない問題以外は、空欄の前後のみ読む
PART 7
文書の概要をつかむ→設問(選択肢以外)を読む→本文を読む
設問中、答えを捜しやすそうなキーワードを意識する
クリックしてくれるとうれしいです→
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5/31のTOEIC受験に申し込みました。今後の仕事に有利になるようにと思ってのことです。
ここ2週間くらい、1冊のTOEIC対策本「新TOEIC test徹底分析と完全攻略」

で、勉強しました。これからその復習もしつつ、「TOEICテスト新公式問題集(vol.3)」

をこなして(テスト2回分)、臨もうかと思っています。
私が勉強したTOEIC対策本を読むと、TOEIC受験での戦術が語られていました。同じ実力でも、スコアはアップするでしょう。
また、TOEICの問題は、International Englishなので、問題をそのまま暗記するのも、意味があるものと思います。問題集を何度も復習する価値も、あるものだと思います (なので、問題集の回答用紙のページは、あらかじめコピーしておいて、何回かの復習に使うといいと思います。前と違うところで間違ったりするだけでなく、再び同じところで間違ったりもすることもあるのです、私の場合)。
参考までに、下記は、その対策本を読んで、私がTOEICテストを受けるにあたり、個人的に意識したいポイントをまとめたものです(自身の推測も含みます)。
-----------------------
TOEIC 意識すべきポイント
■ 全体
答えがわかったら、あとはきかない/読まない
わからない答えはC、Cが絶対違うと思ったらDにする
リスニングでは、文法上のひっかけは時制のみ(たぶん)、発音上のトリッキーはある
リーディングで文法上のひっかけを気にする必要があるのはPART 5/6のみ(たぶん)
* 頭の中に3つの引き出しを持つ
問題を聴く(読む)
設問を読む(&記憶する)
マーキングする
■ リスニング
PART 1
出てくるのは現在進行形か現在形か現在完了形
必ず「主語+動詞」で始まる
PART 2
同じ語句は正解にならない(A or Bの質問以外)
Yes/Noで答えられる質問でも、その50%は、正解においてYes/Noで答えない。
(PART 3の設問をできるだけちら見しながらやる)
PART 3
設問の順番どおりにヒントが出てくることが多い
Aさん/Bさん/第三者、を意識する
PART 4
設問の順番どおりにヒントが出てくることが多い
総論→各論の流れで語られる
設問の選択肢から、「比べる基準」を意識する
設問の選択肢から、「ストーリー」を予測する
「the+名詞」は、その名詞に比較するべきものはない
■ リーディング
時間配分
PART 5 18分(1問27秒)
PART 6 6分(1問30秒)
PART 7 28+20=48分(1問60秒)
PART 5
空欄の前後のみ読む
PART 6
文意を把握しないと解けない問題以外は、空欄の前後のみ読む
PART 7
文書の概要をつかむ→設問(選択肢以外)を読む→本文を読む
設問中、答えを捜しやすそうなキーワードを意識する
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やる気が出ないとき (雑談)
2009.4.21
仕事がちょぼちょぼなのに、TOEICの勉強が滞っている。
飽きてくる。
模擬テスト2つはまだやっていない。TOEICテストはすごく疲れるので、集中力が発揮できない体調や精神状態ではやりたくないのだ。
ひまでも、やりたくない。多少の気分転換をはかっても、やりたくない気分は変わらない。
でも、もくろんでいるのは、今度のテストで、今の仕事か、新たな仕事へのエントリーにプラスにすることだ。そのことに迷いがあるわけではない。
でも、飽きてくるのだ。
「何かいいことないかなー」って気分だ。
以前、「何かいいことないかなー」とつぶやいたら、「そんなの自分で探さないとだめよ」とか言われたことがあった。
でも、たいていは、「何かいいことないかなー」なんて、自分で探しても見つからなくて行き詰っているときに出る言葉だ。
だから、そういうときは、相手からは、もっとセンスのあるアプローチがほしいものだ。「センスのあるアプローチ」と言ってもTPOだが、何かに誘うとか勧める、あるいはとことんぐちを聞いてあげるとか。
とりあえず、出口を探し続けよう。 クリックしてくれるとうれしいです→
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仕事がちょぼちょぼなのに、TOEICの勉強が滞っている。
飽きてくる。
模擬テスト2つはまだやっていない。TOEICテストはすごく疲れるので、集中力が発揮できない体調や精神状態ではやりたくないのだ。
ひまでも、やりたくない。多少の気分転換をはかっても、やりたくない気分は変わらない。
でも、もくろんでいるのは、今度のテストで、今の仕事か、新たな仕事へのエントリーにプラスにすることだ。そのことに迷いがあるわけではない。
でも、飽きてくるのだ。
「何かいいことないかなー」って気分だ。
以前、「何かいいことないかなー」とつぶやいたら、「そんなの自分で探さないとだめよ」とか言われたことがあった。
でも、たいていは、「何かいいことないかなー」なんて、自分で探しても見つからなくて行き詰っているときに出る言葉だ。
だから、そういうときは、相手からは、もっとセンスのあるアプローチがほしいものだ。「センスのあるアプローチ」と言ってもTPOだが、何かに誘うとか勧める、あるいはとことんぐちを聞いてあげるとか。
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TOEIC練習問題のひとつ (雑談)
2009.4.26
下記は、TOEIC練習問題のリスニングの問題でした。
Should we check in now or can we do that later?
に対して、適切な応答を選べというものです。(以下の選択肢も音声だけです。)
(A) Why don't we have dinner first?
(B) The hotel is famous for its gorgeous lobby.
(C) No, we should have made a reservation.
正解は(A)とのことですが、私、この問題、期間を置いて2回やったのですが、2回とも、(C)としてしまっていました。
(B)は、意味合いとして一番無関係だと思われますが、(A)もまた、直接的な応答の仕方ではないので、もっとシチュエーションがわかる前後関係が表現されていないと、選びにくいのではないでしょうか。問いかけと矛盾はないものの、チェックインのことを何も答えていないです。(C)は、A or Bの質問形に「No,」で答えているのでだめなのですが、「No,」がなかったら、状況によっては成り立つと思えます。
私にとっては、トリッキーな問題でした。(文法的に不正な答え方は、絶対的に不正解だそうですので、この場合でも「No,」で始まった時点で、そのあとに何を言おうが不正解だということです。それがわかっていても、あとの文章にひきずられてしまったりすることがあるのだと思います。)
解説本には、別の項目でですが、
「いつも自分の予測した答え方になるとは限らない。会話の流れの自然さに留意すること」
と、あります。また、「直聴直解」すべしとあります。
TOEICでは、じっくり考えるひまはないので、(たとえ間違っても)「直聴直解」でいくという意識を持ちたいと思います。 クリックしてくれるとうれしいです→
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下記は、TOEIC練習問題のリスニングの問題でした。
Should we check in now or can we do that later?
に対して、適切な応答を選べというものです。(以下の選択肢も音声だけです。)
(A) Why don't we have dinner first?
(B) The hotel is famous for its gorgeous lobby.
(C) No, we should have made a reservation.
正解は(A)とのことですが、私、この問題、期間を置いて2回やったのですが、2回とも、(C)としてしまっていました。
(B)は、意味合いとして一番無関係だと思われますが、(A)もまた、直接的な応答の仕方ではないので、もっとシチュエーションがわかる前後関係が表現されていないと、選びにくいのではないでしょうか。問いかけと矛盾はないものの、チェックインのことを何も答えていないです。(C)は、A or Bの質問形に「No,」で答えているのでだめなのですが、「No,」がなかったら、状況によっては成り立つと思えます。
私にとっては、トリッキーな問題でした。(文法的に不正な答え方は、絶対的に不正解だそうですので、この場合でも「No,」で始まった時点で、そのあとに何を言おうが不正解だということです。それがわかっていても、あとの文章にひきずられてしまったりすることがあるのだと思います。)
解説本には、別の項目でですが、
「いつも自分の予測した答え方になるとは限らない。会話の流れの自然さに留意すること」
と、あります。また、「直聴直解」すべしとあります。
TOEICでは、じっくり考えるひまはないので、(たとえ間違っても)「直聴直解」でいくという意識を持ちたいと思います。 クリックしてくれるとうれしいです→


遠方より友来る (雑談)
定額給付金詐欺への警告CMについて (雑感)
2009.4.29
改めて、思っているので、書きます。
「詐欺者」は、やさしい顔をしてやってきます。
世の中には、経験で人を判断できる以上のことがあり得るのです。
私も、金融詐欺に遭ったことがあります。
自分はだまされることはないと思っていても、そうでもないかもしれません。老若男女を問わず、魔の手は忍び寄ります。
なぜなら、だまそうと思う人間は、相当に、人間の心理を、老若男女別に研究して、戦略/戦術を立ててくるからです。
定額給付金詐欺への警告CMがTVで見られますが、「詐欺者」のキャラクターは、最初から、あんなに悪い人には見えることはないでしょう。仮面をかぶって接してくるからです。
そこのところ、CMで表現してもらわないと、だめだと思います。あんなに、あからさまに、ぎざぎざ顔のイメージでは接してくるはずはないです。あんな、ぎざぎざ顔の悪のイメージを固定的に持ちすぎてはいけません。 クリックしてくれるとうれしいです→
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改めて、思っているので、書きます。
「詐欺者」は、やさしい顔をしてやってきます。
世の中には、経験で人を判断できる以上のことがあり得るのです。
私も、金融詐欺に遭ったことがあります。
自分はだまされることはないと思っていても、そうでもないかもしれません。老若男女を問わず、魔の手は忍び寄ります。
なぜなら、だまそうと思う人間は、相当に、人間の心理を、老若男女別に研究して、戦略/戦術を立ててくるからです。
定額給付金詐欺への警告CMがTVで見られますが、「詐欺者」のキャラクターは、最初から、あんなに悪い人には見えることはないでしょう。仮面をかぶって接してくるからです。
そこのところ、CMで表現してもらわないと、だめだと思います。あんなに、あからさまに、ぎざぎざ顔のイメージでは接してくるはずはないです。あんな、ぎざぎざ顔の悪のイメージを固定的に持ちすぎてはいけません。 クリックしてくれるとうれしいです→


失言多数(私) (雑感)
2009.4.29
一言が、大きな意味を持つことというのが、人生の場面には、けっこうよくあるものと思う。
そのとき気付いているわけはないのだが、あとで気付く。
一方、しゃべらないことの功罪も、同様に、ある。なぜあのとき言わなかったのか。。。ということ。
「失言」と「言わなかったことへの後悔」、ともにある。
ときどき思い出すことがある(それだけ印象に残ってしまったわけだ)ので、書いてみる。
失言1
これは忘れるわけがない、自己破産の免責審尋での、裁判官とのやりとり。
以前の記事で、下記のように書きました。
---------------
そのあと、「このことより大きな問題ではないですが、」との前置きがあって、会社を辞めてから購入した2台のパソコンについて聞かれました。どちらも30万前後でした。一つは自分の株トレード用、もう一つは、子供の大学での使用のために、入学時に、大学の生協のお勧め品を購入したものでした。(ちなみに子供は、このあと、私が一度半期分の授業料を出したあと、奨学金とバイトですべてやっています。) 「これらは高すぎませんか」という問いでした。パソコンとしては高くない旨をしきりに言いましたが、そこで一言、同席の弁護士さんに、「そういうことではなくて、反省しているのかどうかを聞かれているのですよ。」と言われ、「不相応な購入でした。そういう意味では、言い訳の余地はないです。」と言いました。
----------------------
TPOを把握した適切な応答が必要だったということです。世の中は1+1=2ではないのだ。TPO大事。言い換えればKYはいけない(意図的でない限り)。

失言2
娘に、「無理するな」と言ったことがある。バイトが不条理にきついそうな。でも、「親ならがんばれというべきだ」とある人に言われた。それも一理だな、安易に「無理するな」では、いけないこともあるな、と、今思う。
失言3
何年も前だが、かみさんや子供たちがテレビを見ている傍らで、私はパソコンを見ていた。かみさんに文句を言われた、要するに、家族の中でのふるまいを考えてよ、というようなことだった。そのときは、必死の思いでパソコンを見ていたのではあるが、家族には何も話していなかった。ただの趣味とか道楽としか、写らなかったのだろう。なりゆきで、「おまえは専業主婦だろうが」と言った。「そんなふうにしか私を見ていないの?」とか言い返されたが、「そんなふうにしか」って、よくわからなかった。それから半年間、弁当なしだった。いまでもよくわからないが、何かを傷つけたのだろう。かみさんとの会話では、よくわからない同様のことが、ときどき起こった。夫婦って、むずかしい!?(夫婦ではあっても、お互いのことは半分くらいしかわからないのだろうと、思うようになった。)

失言4
娘に、「子供は親の奴隷だからなー」と言ったことがある。ほんとうは、「お父さんは、子供は親の奴隷なんだと感じたから、早く親元を離れたくて、出た。あなたに対しては、親は親、子は子と思っているからね。」と言いたかったのだが、伝わらなかった可能性がある。なりゆきで、言葉足らずで終わってしまった。
失言5
昔、婚約指輪を、家から盗まれたことがあった。私は妻を責めた、「お前の管理が悪い」と。家の管理責任を言ったのだ。しかし、「私が悪いって言うの!?」と妻は言って、それからすごい剣幕だった。管理という意味において悪いというのは、普通に世の中にあることだと思うのだが、それが通じないのは、残念だ。彼女にはわかりえないことなのかもしれない。あるいはまた、そんな管理責任なんていうものは、本質ではないのかもしれない。が、日々、組織で働く者には、付いて回るものだ。その後、半年間、口をきいてもらえなかった。

失言6
話は中学時代。禁止されていることなんだけど、やってみたいよなー、ってことも教えてくれた親友がいた。夏にはよく、海に行った。岩場にあがっていたときに、彼が出してきたものは、夏休みの数学の宿題だった。それを、私にやってくれと言ってきた。私は、こんなところで宿題をやる気分になれねーよ、とか言って、断った。それはそれで普通の感覚だったと思うが、あとで思ったのは、本当は、たぶん、彼なりに必死だったのだろうと思うことだ。岩場には泳いで渡る、岩場に備えたサンダルやタオルなどを入れたビニール袋を携えて、泳いで渡るのだ。そんなビニール袋に、宿題の冊子を忍ばせてくるなんて、並々ならぬ覚悟があったはずだ。だから、あのときは、友達としては、冷たすぎたなーと、後悔している。
失言7
会社でのこと。上司は数メートルの距離にいる。私は、その上司からの指示で、数日にわたる課題に取り組んでいた。しかし、途中、少し作業が遅れていてあせっていた。そういうこともあって、すべき途中報告をパスしていた。その朝、ラジオ体操が終わって、伸びをするついでに、つい、「さあ、のこりでもやるか」と、口に出てしまった。私としては、「やらなくては」の思いであせっていたのにだ。そのあと、その一言が上司に聞こえたらしい。わりとすぐ、その上司に呼ばれ、「そんな意識で仕事をしているのか。途中報告もしないで。」と、叱責された。これは、おおいなるミスだ。自分のあせりがあり、それを皮肉りたい自己の発話であったが、関係者に聞こえてしまっては、まったくよくない。

言わなかったことへの後悔1
会社時代、同僚が、ひとつのプロジェクトの関係者会議で、その方針を説明していた。同じプロジェクトに私も参画していて、その会議にもいた。しかし、あるセクションからものすごい反発があった。同僚は、ひるまず応答していたが、私は何も発言しなかった、確信がなかったからだ。しかし、あとで、反発勢力だった一人から言われた、「あなたはなぜあの場で何も言わなかったのか。あなたはあのとき彼とともにあるべき立場だったでしょう? そこで、何も言わなかったことに対して、あなたの人間性に失望した。」
言わなかったことへの後悔2
会社を辞める少し前だった、事業方針説明会。おかしいと思った。それまでも、いろいろ、おかしいと思ったことがあっても、組織や上司に言えなかった。結局、辞めてもいい覚悟ができていなければ、言えないのだ。しかし、そんな覚悟は、現実に組織にいるとむずかしいのだ。
言わなかったことへの後悔3
高校のとき、片思いの人がいた。2年間くらい、片思いでいた。結局2年間、何も言えなかった。あのせつなさは、今でも忘れない。覚えている最後のシーンは、彼女が学園祭で、チューリップの、「ああ、今夜だけは君を抱いていたい」を歌っていたのを覚えている。

上に書いたことは、鮮明に覚えていて、ときどき、思い出してしまうのです。それらは、今も私の心の指針となっています。
最近よくTVで見る脳科学者の茂木さんが、「後悔するってことは否定すべきことではないんだ、その後悔が、今に生きているのだ。」という趣旨のことを、言っていました。そういうことなんですね。 クリックしてくれるとうれしいです→
/
一言が、大きな意味を持つことというのが、人生の場面には、けっこうよくあるものと思う。
そのとき気付いているわけはないのだが、あとで気付く。
一方、しゃべらないことの功罪も、同様に、ある。なぜあのとき言わなかったのか。。。ということ。
「失言」と「言わなかったことへの後悔」、ともにある。
ときどき思い出すことがある(それだけ印象に残ってしまったわけだ)ので、書いてみる。
失言1
これは忘れるわけがない、自己破産の免責審尋での、裁判官とのやりとり。
以前の記事で、下記のように書きました。
---------------
そのあと、「このことより大きな問題ではないですが、」との前置きがあって、会社を辞めてから購入した2台のパソコンについて聞かれました。どちらも30万前後でした。一つは自分の株トレード用、もう一つは、子供の大学での使用のために、入学時に、大学の生協のお勧め品を購入したものでした。(ちなみに子供は、このあと、私が一度半期分の授業料を出したあと、奨学金とバイトですべてやっています。) 「これらは高すぎませんか」という問いでした。パソコンとしては高くない旨をしきりに言いましたが、そこで一言、同席の弁護士さんに、「そういうことではなくて、反省しているのかどうかを聞かれているのですよ。」と言われ、「不相応な購入でした。そういう意味では、言い訳の余地はないです。」と言いました。
----------------------
TPOを把握した適切な応答が必要だったということです。世の中は1+1=2ではないのだ。TPO大事。言い換えればKYはいけない(意図的でない限り)。

失言2
娘に、「無理するな」と言ったことがある。バイトが不条理にきついそうな。でも、「親ならがんばれというべきだ」とある人に言われた。それも一理だな、安易に「無理するな」では、いけないこともあるな、と、今思う。
失言3
何年も前だが、かみさんや子供たちがテレビを見ている傍らで、私はパソコンを見ていた。かみさんに文句を言われた、要するに、家族の中でのふるまいを考えてよ、というようなことだった。そのときは、必死の思いでパソコンを見ていたのではあるが、家族には何も話していなかった。ただの趣味とか道楽としか、写らなかったのだろう。なりゆきで、「おまえは専業主婦だろうが」と言った。「そんなふうにしか私を見ていないの?」とか言い返されたが、「そんなふうにしか」って、よくわからなかった。それから半年間、弁当なしだった。いまでもよくわからないが、何かを傷つけたのだろう。かみさんとの会話では、よくわからない同様のことが、ときどき起こった。夫婦って、むずかしい!?(夫婦ではあっても、お互いのことは半分くらいしかわからないのだろうと、思うようになった。)

失言4
娘に、「子供は親の奴隷だからなー」と言ったことがある。ほんとうは、「お父さんは、子供は親の奴隷なんだと感じたから、早く親元を離れたくて、出た。あなたに対しては、親は親、子は子と思っているからね。」と言いたかったのだが、伝わらなかった可能性がある。なりゆきで、言葉足らずで終わってしまった。
失言5
昔、婚約指輪を、家から盗まれたことがあった。私は妻を責めた、「お前の管理が悪い」と。家の管理責任を言ったのだ。しかし、「私が悪いって言うの!?」と妻は言って、それからすごい剣幕だった。管理という意味において悪いというのは、普通に世の中にあることだと思うのだが、それが通じないのは、残念だ。彼女にはわかりえないことなのかもしれない。あるいはまた、そんな管理責任なんていうものは、本質ではないのかもしれない。が、日々、組織で働く者には、付いて回るものだ。その後、半年間、口をきいてもらえなかった。

失言6
話は中学時代。禁止されていることなんだけど、やってみたいよなー、ってことも教えてくれた親友がいた。夏にはよく、海に行った。岩場にあがっていたときに、彼が出してきたものは、夏休みの数学の宿題だった。それを、私にやってくれと言ってきた。私は、こんなところで宿題をやる気分になれねーよ、とか言って、断った。それはそれで普通の感覚だったと思うが、あとで思ったのは、本当は、たぶん、彼なりに必死だったのだろうと思うことだ。岩場には泳いで渡る、岩場に備えたサンダルやタオルなどを入れたビニール袋を携えて、泳いで渡るのだ。そんなビニール袋に、宿題の冊子を忍ばせてくるなんて、並々ならぬ覚悟があったはずだ。だから、あのときは、友達としては、冷たすぎたなーと、後悔している。
失言7
会社でのこと。上司は数メートルの距離にいる。私は、その上司からの指示で、数日にわたる課題に取り組んでいた。しかし、途中、少し作業が遅れていてあせっていた。そういうこともあって、すべき途中報告をパスしていた。その朝、ラジオ体操が終わって、伸びをするついでに、つい、「さあ、のこりでもやるか」と、口に出てしまった。私としては、「やらなくては」の思いであせっていたのにだ。そのあと、その一言が上司に聞こえたらしい。わりとすぐ、その上司に呼ばれ、「そんな意識で仕事をしているのか。途中報告もしないで。」と、叱責された。これは、おおいなるミスだ。自分のあせりがあり、それを皮肉りたい自己の発話であったが、関係者に聞こえてしまっては、まったくよくない。

言わなかったことへの後悔1
会社時代、同僚が、ひとつのプロジェクトの関係者会議で、その方針を説明していた。同じプロジェクトに私も参画していて、その会議にもいた。しかし、あるセクションからものすごい反発があった。同僚は、ひるまず応答していたが、私は何も発言しなかった、確信がなかったからだ。しかし、あとで、反発勢力だった一人から言われた、「あなたはなぜあの場で何も言わなかったのか。あなたはあのとき彼とともにあるべき立場だったでしょう? そこで、何も言わなかったことに対して、あなたの人間性に失望した。」
言わなかったことへの後悔2
会社を辞める少し前だった、事業方針説明会。おかしいと思った。それまでも、いろいろ、おかしいと思ったことがあっても、組織や上司に言えなかった。結局、辞めてもいい覚悟ができていなければ、言えないのだ。しかし、そんな覚悟は、現実に組織にいるとむずかしいのだ。
言わなかったことへの後悔3
高校のとき、片思いの人がいた。2年間くらい、片思いでいた。結局2年間、何も言えなかった。あのせつなさは、今でも忘れない。覚えている最後のシーンは、彼女が学園祭で、チューリップの、「ああ、今夜だけは君を抱いていたい」を歌っていたのを覚えている。

上に書いたことは、鮮明に覚えていて、ときどき、思い出してしまうのです。それらは、今も私の心の指針となっています。
最近よくTVで見る脳科学者の茂木さんが、「後悔するってことは否定すべきことではないんだ、その後悔が、今に生きているのだ。」という趣旨のことを、言っていました。そういうことなんですね。 クリックしてくれるとうれしいです→

