自己破産@体験からの進め方のヒント

自己破産@体験からの進め方のヒント
借金に悩み、債務整理が頭によぎる方へ、私の、自宅任意売却~自己破産に至る体験をお話します。ご自身の選択の参考にしてください。

「名義」の重要性 (本編への追加記事)

2007.10.6

(この記事は、同時に、目次中、「名義の重要性」のカテゴリーを追加して、そちらにも掲載たします。)

最近、ちょっと気になることがあって、私の自己破産を依頼した弁護士さんに、お電話でお聞きしたことがあります。

持ち家がある状態での自己破産についてです。

基本的に、持ち家がある状態での自己破産では、持ち家は処分させられるとのことです。(例外はあり得るそうですが。) 処分しないで債務整理をする方法としては、「個人民事再生」という方法があるとのことですが、一定の条件があるようです。

ただ、「名義人」が、本人以外の場合(配偶者など)は、持ち家を手放さずに自己破産することも可能とのことです。名義が本人以外で、住宅ローンの連帯保証人になっている場合でも、可能とのことです (ただしこの場合、新たな保証人が必要になるかもしれないとのこと)。

だからといって、自己破産手続き直前での名義変更は、NGだそうです。

そういうお話を聞いて、「家族名義のクレジットカード残は、同一の家計の中でのものでも、債務整理の対象にならない」ことにも、思い至りました。私にもそれが2枚ありましたので。

そのうちの1つは、妻が、あるスーパーの買い物に便利だからほしいと言われ、「じゃー勝手に申し込めば」と言って、作らせたものでした。今思えばですが、私自身の名義で作っておけば、今回の自己破産の債務整理の対象になったはずです。

そういうわけで、あるいはまた法的な他の要素もあると思いますが、「名義」というものは、大きな意味を持つ事態があり得るということを、認識しておきたいと思った次第です。

■上記内容は、あくまで私の個人的な情報ですので、あくまでも、それぞれの方ご自身でご確認ください。
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借金に悩む方へ (本編への追加記事)

2007.10.9

(この記事は、同時に、目次中、「「自己破産」が頭にちらつく方へ」のカテゴリーにも掲載いたします。)

最近、「借金」に関してのいろいろな方のブログやサイトを拝見していて、感じますことは、「借金」に関して、いろいろな立場の方がいて、それぞれ異なった選択をし、また見識を持っていらっしゃるということです。

私の自己破産の体験やヒントは、その中の、ほんの一端にすぎません。

「借金に悩む方」には、いろいろな解決への選択肢があるわけで、自己破産は、最後の、やむをえない選択だと思います。

「借金に悩む方」に、読んでみてほしい情報があるブログやサイトがたくさんあります。

早い機会に、こういう方が、そういったところに、アクセスしてみてほしいものだと思います。

私自身の自己破産のときは、結局、せっぱつまるまで、動けませんでした。それでも、インターネットのサイトで、おおいに、情報収集でき、さらに、「体験談」から、多くのヒントをいただきました。

「借金に悩む方」には、できるだけ早く、これだけいろんなことがあるんだということを知ってもらいたいし、そのいろいろなケースや情報が自身のことでの、選択肢の判断の役に立つこと、また、精神的な支えになることもあることを、見つけてもらいたいと念願します (もちろん、情報の判断は自身で責任を持つことが前提ですけど)。

ちなみに、グーグルで、「自己破産」で検索すると、やはり、商業サイトがメインで、それはそれで、情報収集や相談におおいに役立ちますが、もっと、「体験談」や「個人からの情報発信」のサイトやブログも、上位に来てほしいものだと思います。

「借金に悩む方」に、インターネット上でも、こんなに多くの、「体験談」や「個人からの情報発信」の、有用なサイトやブログがあるよと、お知らせしたいです。

(最初は、私もかつてそうだったように、グーグルさん/ヤフーさんの検索から来る方が多いでしょうから、ここの上位表示、上げたいですね、とってもきびしいですが......)


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自己破産後のデメリット (本編への追加記事)

自己破産後のデメリット

2007.10.11

(この記事は、「自己破産後の社会的立場とデメリット」のカテゴリーにも掲載いたします。)

自己破産後の社会的立場」の記事に関連して、(自己破産を含む)債務整理のデメリットについて、最近、一つの違った見方を発見しました。

「社員の異常な憂鬱 ~名も知れぬ消費者金融社員の考えること~」ブログさんの、「黒信号みんなで渡れば・・・」の記事と、その記事のコメントです。

金融業界内部の方の一つの見方(コメントの方は金融業界内部の方かどうかはわかりませんが)として、「現実は甘くない」ということ、「社会からの信用を失う」ということ、「住まいの賃貸契約上のデメリット」などを述べていらっしゃいますが、そういう面もあることでしょう。勉強させていただきました。

そうだとしても、それは潔く受け止めたいと思います。
もともと、人間は万能ではないのですから、多少、制約があっても、できる選択の中で、一番いいと思える選択をしていきたいと思います。

ちなみに、「住まいの賃貸契約上のデメリット」に関連して、「自己破産からの再出発~体験記~」ブログさんが、一つの体験を、記事、「自己破産の思わぬリスク(後半)7-5」で記してくださっています。こういうお話も、励みにさせていただくことができました。ありがとうございます。


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法テラス体験談 (本編への追加記事)

2007.10.17

(この記事は、「法テラスへの相談のお勧め」のカテゴリーにも掲載いたします。)

私も法テラスの利用経験者なので、その様子を少し報告したいと思います。

私は、2006年の11月、法テラスに、助けていただきました。

私がご相談した支部の方(専門家でなくスタッフの方)は、とても誠実で親切だったという印象を強く持っています。弁護士さんとの連絡などにおいても、よく気配りしてくださるなーと思いました。

弁護士さんや司法書士さんの依頼費用の立替には条件があるようですが、そのことを別にしても、専門家に相談したいと思ったら、選択枝の一つとして、法テラスにもぜひ相談してみることをお勧めしたいです。

私の場合、どのように法テラスに関わったか、お話します。

最初に相談に行った法律事務所(東京)では、「法テラスは生活保護レベルの人しか利用できないから無理よ」、のように言われたこともあって、最初、あてにしていませんでした。その後、地場の、無料電話相談をした弁護士さんにお願いすることにしたのですが、費用35万、内着手金10万と言われ、その着手金の費用がなんとかなればと思って、だめもとでもとりあえず相談してみようと思ってコンタクトしたのでした。(弁護士さんが動くのは、着手金が用意できてからと言われていました。)

そうしたら、費用立替の可能性があると言われ、それで、手続きを進めました。最初は、相談している弁護士さんに言われていた着手金10万円を借りられないかと思って始めたのですが、結局は、法テラス扱いでの費用立替の場合は、法テラスの基準で弁護士報酬が決まるとのことで、費用全体(私の場合17万円)を立替していただいたのでした。(結局、当初弁護士さんに言われていた35万円が、同じ弁護士さんで17万円になったのでした。)

法テラス案件だと報酬が低いので、弁護士さんの対応が悪くならないのかとも心配し、法テラスのスタッフの方に聞いたりもしましたが、そんなことは普通にないですよと答えをいただきました。私も、実際の経験として比較できたわけではありませんが、たぶんそれはないと思います。

基本的に、弁護士とは別に、費用立替だけ依頼することはできず、法テラス指定の弁護士になるとのことです。すべてのケースでどうかはわかりませんが、債務問題の場合、通常は無料相談を受けていただくことから始まると言っていました。私の場合は、すでに別ルートで弁護士さんに相談していましたので、経緯を説明し、今相談している弁護士さんの名前を伝えましたら、その弁護士さん、法テラスでやってもらえる弁護士さんだったのでした。その弁護士先生の了承をもらえればとのことでした。

その日の夕方、相談している弁護士先生に電話して、法テラスでやらせてもらえないかを相談しました。返事はほとんどあっさりと「そう、法テラスでやる? それでもいいよ。ちょっと手続きなんかがかかるけどね。」と言ってくださいました。

その後書類を用意し、さらに法テラスの別の弁護士との面接があり、その場でOKが出て2週間後、立替費用が、法テラスから直接、弁護士さんに支払われました。(最初に法テラスにコンタクトしてからは3週間くらいでしたが、これはもう、すぐ翌日に予約ができたりが続いたりして、ラッキーに過ぎるケースだったと思われ、通常はもっとかかるでしょう。) 費用が支払われてから、弁護士さんは正式に受任してくださり、その後の訪問日の翌日、債権者に受任通知を発送してくれました。

このように、手続きには、それぞれの段階で、予約とかあり、それなりの日数がかかりますので、早めに動いたほうがいいかと思います。

また、費用は、これもすべてのケースでどうかはわかりませんが、法テラス扱いになると、ケースごとに弁護士報酬が定められているようで、私の場合、同時廃止で債権者何社、という設定での費用が確定したのでした。そしてこれは、私が調べた中では一番安かったです。

(2008.1.15追記)
ただし、「法テラス」が絶対とは思わないでください。選択肢の一つとして、私は、自身の体験からお勧めしますが、「法テラス」の支部やスタッフ、また照会先の弁護士により、対応の仕方のばらつきがあるようです。社会的事情の変化も影響するのかもしれません。最近、とてもネガティブな情報も寄せられています。「法テラス」に相談した結果が不本意なものだった場合、「法テラス」への再相談、または次の選択肢を求めてください。


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「体験談」ブログのよさ (本編への追加記事)

2007.10.18

(この記事は、「自己破産」が頭にちらつく方へ」のカテゴリーにも掲載いたします。)

私は、「借金に悩む方」に、このブログを見てほしいと思ってやっていますが、この存在に気付いてもらうのは、容易ではないですね。また、そういう方に、ほんとうに役に立つのかどうか、検証もできません。

もちろん「自己破産」は、最後の手段ですので、このブログを「他山の石」として、それぞれの解決へ向かってくれればいいのです。もし、「自己破産」を選択せざるをえないようなら、さらに私の体験から、ヒントになることがあれば幸いと思っています。

このブログは、制度的な詳しい正確なことを紹介するものではありません、私にはそういう知識も経験も足りませんし。そういう情報は、YahooやGoogleで上位表示される、他の商業サイトでも、かなり得ることができます。実際、私も、自己破産を実行するにあたり、そういうサイトで勉強しましたし、相談先としても探しました(実際に依頼することになったのは、地場の弁護士さんでしたけど)。

もうひとつ、自己破産を検討せざるを得なくなったときに、私にとっておおいに有益だったのは、体験談のブログでした。特に、

自己破産からの再出発~体験記~

から、自分の場合どういう進め方がいいかの、判断の根拠となる情報もいただきましたし、さらに大きい点は、自己破産について、「実感」に近いイメージを持てたことです。そのことが、自分の判断と行動のバックボーンとして、不安を軽減してくれ、精神的支えになったような気がします。

体験談からは、単なる「客観的な理解」ではなく、「実感を伴った理解」を受け取ることができます。

このブログからも、そういう効果を受け取っていただけたらいいなーと思っています。

このブログを始めてから、さらに、他の方のサイトやブログも拝見するようになりましたが、特に私が惹きつけられるブログのタイプは、「自伝」的な要素を持ったブログです。「自伝」というと大げさかもしれませんが、過去の経験や、日々の雑感も、語っているものです。

それらからは、書いている方の、ものの見方や感じ方、ある意味人間性の一端が伝わってきます。そこがいいところだと思います。

「実感を伴った理解」が、人間性を感じさせてくれる方によって語られることで、そういう方の体験談は、借金に悩む方にとって、おおいに、実際の自分の行動の判断に役立ち、精神的支えになるのではないかと思います。

たとえ同じことでも、人間性を感じさせてくれる方によって語られることは、伝わる力が違ってくるはずです。

そのようなブログとして、上記の「自己破産からの再出発~体験記~」に加え、以下紹介させていただきます。

私の自己破産体験記2007
(2008.1.9 今まで、自分の知らなかったブログのよさを、教えていただきました。この方の素直な感性に、共感をおぼえます。)

猫バカyamuの個人再生劇場
(保証人の立場で、「個人再生」を実行中の方です。そこに至った原因は、自己責任onlyで債務整理をした私とは、まったく異なりますが、yamuさんの、自分を生きている姿、その努力と感性に、私は、刺激を受けています。)


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プロフィール

Bankrupted

Author:Bankrupted
2002.5 会社早期退職
株トレード
2004.5 自宅任意売却
2006.11 自己破産を選択
2007.2 自己破産申し立て
2007.3 破産手続き開始
2007.5 免責認可

このようになってしまった経緯と、体験からの自己破産の進め方のヒントを記します。皆さんの「他山の石」となれればと思います。

リンク先ブログの最近の記事(一部抜粋)
1日1回程度更新。「New」は直近1日分。

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