自己破産@体験からの進め方のヒント

自己破産@体験からの進め方のヒント
借金に悩み、債務整理が頭によぎる方へ、私の、自宅任意売却~自己破産に至る体験をお話します。ご自身の選択の参考にしてください。

不透明な携帯電話料金

2004年のことです。当時、娘には携帯代を含めた小遣いを渡していましたが、Docomoを使っていて、2-3万とか携帯代がかかるので、もっと安くなるはずだからと、私名義で、当時私が行っていた代理店業のレンタル携帯(当時ボーダフォン)に切り替えさせました。そうしたら、逆に、一月17万の請求が来てびっくりしました(止めるまでの3ヶ月トータルで37万)。娘は、いつもと同じようにしか使っていないと言います。

使途明細調査を携帯電話会社に依頼しても、携帯電話会社は通話明細は出ますが、データ通信に関して使途明細を不透明にしか出せないようです。これは、システムとして不透明です。

消費者センターに電話相談したり、弁護士無料相談にも行ったりもしましたが、弁護士は、はっきりした答えは出ず、「争っても勝てるかどうかはやってみないとわからない」くらいのことしか言ってくれませんでした。

そのうち、レンタル契約の相手(当時私はそこの代理店をしていた)は、直接当方との交渉中にもかかわらず、勝手に債権を悪質な業者に譲渡したようで、それからは、悪質な業者に再三の電話で悩まされました。「今すぐ家に行く」とか、いろんなセリフがあるんだなーと思いました。どうやって調べたのか、親のところまでも電話が行きました。

(「悪質な業者」のイメージをここで固定的にいだいてしまったために、次の記事にある「金融詐欺」にあったとも言えます。「羊の顔をした狼」が、身近に、特にインターネットでは多数、身近にいることを意識しなければいけません。)

結局、あきらめて、業者が提示してきた30万を支払いました。債権自体は、割り引かれて譲渡されたのだろうと思われます。(支払いが確認されると、業者はとたんにていねいなお礼を述べました。)

しかし、携帯電話会社が、データ通信に関して使途明細を不透明にしか出せないのは、ビジネスシステムとして不透明です。
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金融詐欺

2004.11に、金融詐欺に遭ってしまいました。警察にも被害届を出しています。

相手は、ティー・ヴィキャピタルと名乗っていました。経緯としては、インターネット広告メールでの「安い金利に1本化」に惹かれて電話したことから始まり、信用性がある (ウェブサイトもあるし、登録番号もある、また、このインターネット時代、そういうサービスがあってもおかしくない) と思ってしまい、申し込み手続きを進めました。が、本人確認/審査のためにと、提携している近隣の消費者金融会社 (向こうから指定) に行けと言われました。随時その場で指示をするというやり方で、行ってから、さらにそこで50万の融資を受けて郵便局から居宅送金しろ (あとで自社債権に振り替えをする) ということでした。それを、1日の中で、いちいちすべてそのつど携帯電話で指示をしてくるのでした。そして、1週間くらいで正式な書類を送るとのことでした。

1週間以上経過しても書類は届かず、電話したら、もう通じなくなっていました。

今、考えてみるといろいろとおかしいことは思い当たります。

ところが、そのときは、多少対応が悪くても、金利が安い形で1本化できればいいという、心理的弱みがありました。そういう心理に付け入られたわけです。当時、なんとなくですが、悪徳業者というのは、態度もセリフも粗暴だというイメージを抱いてしまってもいました。そうではなくて、あくまでも羊の顔をしてだますということも、もちろんあるとわかってはいたはずですが、そういう手口も、最近では、インターネットや携帯で、複雑に仕組まれることも多くなっているようで、また、インターネットや携帯ゆえに、多くの人の目に触れされることができることにもなっているのだろうと思います。

なんとなくですが、私がだまされるはずはないと、思っていました。皆さんもそう思っていると想像しますが、今は、だましと気付かせないようにする工夫に、相手もたぶん新手をどんどん考えてくるはずで、さらに、我々が普通に目にしてしまうインターネットや携帯の情報にひそんでいることも多いと思いますので、十分に疑ってかかり、十分に調査をしてかかるように意識しなくてはなりません。

後日の追記です--------

関連情報として、下記の記事を「多重債務無料相談」のブログで見つけました。

「低利一本化」の広告は信用できる?
借金一本化詐欺に注意してください!
最近、大手消費者金融などを装って、「一本化をしませんか?」といった内容のDM・携帯メールを送りつけて、保証料や保険金名目でお金を騙し取る手口や、実績を作るためと偽って、他の金融業者からの借入れを行わせてお金を騙し取る新手の手口が急増しております。

この様な詐欺を「一本化詐欺(いっぽんかさぎ)」と呼んでおります。

被害にあわぬよう十分注意が必要です。

騙されないためには

第一のポイント
■取引のないところから突然送られてくる、「お金を貸します」とのダイレクトメールや携帯メールには特に注意!
(低金利で、しかも高額を貸し付けるとの公告)

第二のポイント
■融資をする前に、様々な口実でお金を振り込まそうとする手口に注意!
(お金を借りるためにお金を支払うとはナンセンス)

第三のポイント
■「一本化詐欺」かもしれないと感じたら、送金の前にお問い合わせください。



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借金一本化、超低金利融資の詐欺

「金融詐欺」について、私がひかかかってしまった件を、前の記事で書きましたが、最近、下記の記事を発見し、あのときこの記事を見ていれば、避けられただろうかと考えました。

そのときの精神状態にもよるわけですので、なんとも言えないとは思いますが、「不自然さ」を感じつつも行動したという記憶がありますので、違っていただろうと思います。

NPO消費者サポートセンター」のサイトからの引用です。

----引用ここから----

■借金一本化、超低金利融資について

--------------------------------------------------------------------------------
『複数の高金利な借金をそのままにしておくと損をします。借金を超低金利の大型融資に一本化することでかなり楽になります。ブラックでもOK、その借金一本化の方法をご紹介します。』・・・・・・・・・等というかたりで宣伝しているところがありますが、本当にこれでいいのでしょうか?
一般に年収額の30%を超える債務を持っている方が、借り入れを繰り返しても自転車操業と同じです。必ず破綻すると考えたほうがいいでしょう。
「借金で苦しいので、一本化したい」という思考が芽生えてくる気持ちはわかります。しかし考えてください。借金でどうにも首が回らない方に、超低金利で一本化、しかもブラックでもOKというリスクを抱え融資してくれる企業はまず有り得ないことに気付いて下さい。 おそらくマトモなところでない事は間違い無いでしょう。
安易な一本化で不幸になった人は沢山います。しかし一本化で幸せになれた人はしりません。
月々の支払いが困難になってきた場合は、新しい借金を増やすよりも、まず、根本的な解決を図るべきです。その借金地獄から抜け出せるのは、あなた次第です。

※一本化により、利息制限法引き直しで大幅に借金が減るチャンスを自ら放棄する結果となること自覚して下さい。


※当センターの運営は営利を目的とせず、本活動趣旨に賛同いただいている民間の支援援助、クレジット・サラ金等の被害者とその家族及びボランティアにより運営されております。

無料相談はこちら⇒NPO消費者サポートセンター

●『整理屋』『紹介屋』には特に注意しましょう。
手口としては、連絡を取ると「債務を一本化するため(又は債務を整理するため)に、先に○○円支払ってください」などといわれ、金員を振込むよう指示されるケースが多くみられます。
このような「整理屋」「紹介屋」の中には、弁護士や司法書士の名をかたり、法外な紹介料や着手金を搾取する者も存在します。
弁護士や司法書士が業務を受託し報酬を受取る場合は、その資格者本人が相談者から相談を受け、債務整理の方法とその際の報酬をきちんとご説明したのち、依頼いただけるかどうか相談者の方に確認をいたします。いきなり金員を請求されることはあり得ません。
また、弁護士や司法書士などの資格を持たない者が、債務整理等の業務を行い、金員を請求する行為は違法行為となります。
法外な費用などを請求されたり、ちょっとおかしいと感じたらお近くの弁護士会や司法書士会または消費者サポートセンターで相談された方が賢明です。

----引用ここまで----


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インターネット商材

ご存知の方も多いと思いますが、インターネット商材にも詐欺はあります。

最悪なものから、程度さは低いとしても「だれでもできる」「絶対」「簡単」などのセールスレターのセリフはほとんど信用しないほうがいいと思っています。

私は今まで7-8個、購入しています。(もっと多い人も多いはずです。)そのうち、思い当たる完全な詐欺は2つあります。

1つは競馬関連で、「まず軸馬を決めてください。」「そうすれば、------(単なる算数の組み合わせです)。」というもの。軸馬を自分で決めることなど、セールスレターには書いていません。購入前のメール問い合わせには返信があり、その返信からはなんとなく信用できそうだと感じてしまいました。甘いですね。購入後の返金要求メールには、まったく返信がありませんでした。

もう1つも競馬関連ですが、教材ファイルの内容がノウハウの概要だけで、その先は、さらに有料の会員にならないといけないものでした。「すべてお教えします」のようなセリフがセールスレターにはありましたが。

(競馬には2ヶ月だけ取り組んだことがあります。もう1つ買った競馬関連商材があり、これが、競馬関連商材の中で最初に買ったものでしたが、これはそれなりに評価しています。これに触発されて、上記2つも買ってみてしまったわけでした。この、それなりに評価している商材にしても、やはりあるとき、いつかすっぽりやられる危険がどうしても避けられない、と判断し、競馬は2ヶ月でやめました。)

今、まともな商材としてお勧めできるかもしれないものは、1つあります。アフィリエイト関連です(右の欄にバナーを貼ってあります)。今、少しずつ実践中で、このサイトもその趣旨の1つですが、目だった成果を出せるまでには至っていません。とりあえず、もう少しは取り組んでみようかとは思っています。


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闇金の手口?

2007.12.26

きのうのTV番組で、「報道特捜プロジェクト“責任者出てこい!”怒り爆発スペシャル」というのをやっており、見ました。

---------以下、インターネットTVガイドから引用----------

報道特捜プロジェクト“責任者出てこい!”怒り爆発スペシャル
2007/12/25 18:30 ~ 2007/12/25 20:54(日本テレビ)地上デジタル
伝説の報道記者イマイ 今夜の敵は“貸しますサギ”最強のワル軍団に必殺リダイヤル攻撃▽介護をでっち上げ…保険料食いものに社長ボロもうけ…告発者の激白にスタジオ騒然…▽年金横領…国民だます社保庁の新たなウソ
麻木久仁子 新山千春 大竹まこと ルー大柴 大村秀章 片山さつき 長妻昭 まちゃまちゃ 福澤朗 井田由美

-----------------引用ここまで----------

“貸しますサギ”に興味がありました。「イマイ」さんの突撃取材は、圧巻です。今までも、同様な取材をTVで見たことがありました。

私も、金融詐欺に一度遭っています。警察に被害届も出しました。そのとき、私も捜査に協力するからと言って、捜査の手がかりも提案しましたが、受け入れられず、「警察の動き鈍し」です。警察や、消費者センターなども、「イマイ」さんのような捜査や摘発をやってほしいものだと思います。

また、最近は来なくなりましたが、自己破産後、数ヶ月間、20通くらいの、融資のDMがきました。電話したらどういう対応をするのだろうと、思いましたが、やはり怖くてしていません。

今回、一つの手口が、具体的に明らかになりました。

「イオンなんとか」という名前でした。「イマイ」さんのところにはがきが来たのだといいます、闇金のDMではないかと。「闇金=金融詐欺」かどうかはわかりませんが、こういう融資のDMが来て電話するとどうなるかが、一つのケースとして、わかりました。

「イマイ」さんは、電話して、10万の融資を受けたいと言いました。「うちは30万から」との応答。「イマイ」さんは、「じゃー30万で」と。すると、「審査するから30分後にまた電話ください」と。30分後に電話。「一つだけ問題があって、保証金5万(6万と言ったかもしれません)用意してください」と。

「イマイ」さんは、のらりくらりとかわす。話は、消費者金融で借りろとなる。「イマイ」さんは借りたことにして、電話する。すると、「そのまま近くの銀行のATMへ行け」と。向こうは電話で具体的に指示をします。「ガードをくぐると、20歩くらいで○○銀行のATMがある。そこに着いたら電話くれ」のような調子です。すべてその場に本人を行かせてから、指示を出すやり方です。銀行のATMに本人が着いてから電話をさせ、振込先を言うのです。このときも、個人名義の口座でした、その会社の役員の口座だとか。なんかおかしいと、本人に考える余裕とか時間を与えないためのやり方、とだれかがコメントしていましたが、私の体験でも、そう思います。

いつの間にか、振込額は30万になっていました。(細かく記憶してないのが残念です。)

そして、詐欺を確信した「イマイ」さん、電話口で、向こうでの他の電話の会話が漏れ聞こえ、指示している振込先を傍受→その銀行に連絡→口座凍結させた、2つ。

そのうち、向こうのフリーダイヤルが通じなくなった、解約したのだろう。

その後、向こうは、消えたのか、名前や形を変えて、またやるのか。。。


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プロフィール

Bankrupted

Author:Bankrupted
2002.5 会社早期退職
株トレード
2004.5 自宅任意売却
2006.11 自己破産を選択
2007.2 自己破産申し立て
2007.3 破産手続き開始
2007.5 免責認可

このようになってしまった経緯と、体験からの自己破産の進め方のヒントを記します。皆さんの「他山の石」となれればと思います。

リンク先ブログの最近の記事(一部抜粋)
1日1回程度更新。「New」は直近1日分。

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