自己破産@体験からの進め方のヒント

自己破産@体験からの進め方のヒント
借金に悩み、債務整理が頭によぎる方へ、私の、自宅任意売却~自己破産に至る体験をお話します。ご自身の選択の参考にしてください。

5.1 現在の状況

2007.5.8の免責許可を受けて、正直、なんとも心が軽くなりました。

不謹慎ではあります。

しかし、自己破産の事実は、客観的にも、自分の心からも消えません。世の中の商行為の中での約束を破ったことは、罪です。

この罪を、償うことが必要です。

と言っても、直接償うすべはありません。

今からできることを考えてするしかないと思います。

家族、地域の知人、をはじめ、皆さんのお役に立つことを、積極的にやっていきたいと思います。

自分の経済力を高める努力も必要です。翻訳の仕事をベースにしつつ(保証のないフリーランスなので、いつこけるかはわかりません、こけたら、日雇いでも住み込みでもやるしかありません)、インターネットでの個人ビジネスにも挑戦していきたいと、思っています。このサイトも、アフィリエイトサイトです。

ちなみに、ほかの体験談にもありましたが、免責認可のあと、闇金融に違いない業者からのDMが、やはりけっこう来ています。絶対に申し込みません。特に、クレジットカードをうたったものが多いです。

全部は調べていませんが、「関東財務局******号」のようにDMに出ていても、偽りであることがわかりました。関東財務局のウェブサイト(http://www.mof-kantou.go.jp/frames/kinyuu/kashikin/akusitsu.htm)に、「無登録で貸金業を行っていると判明したもの」のリストに載っていました。
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5.2 家族名義のクレジット残

公的納付金の延滞分について、役所に相談に行くにあたって、できれば家族名義のクレジット残を支払い終えてから、公的納付金の延滞分を支払っていきたいというお願いを持っていきたいと思い、2007.8現在、今の毎月の支払い方法で、完済まであとどれくらいかかるのかを調べました(毎月の支払い明細では、当月の引き落とし分と残り残の総額しか表示されないので、妻からクレジット会社に電話で確認してもらいました。)

2口ありますが、結果、驚きの思いとやはりという思いと両方ありましたが、1つはあと8年、もう一つはあと200回(約16.6年)とのことです。

これでは、おそらく役所への相談にはならないと思います。また、利子をはらっている分が半分をはるかに超えていることも、あらためて実感させられます。

これらのクレジット会社への支払いは、毎月の引き落とし以外は、随時の振込しかありません。そこで、これからは、随時できるだけ振込をしていくことと、10万単位で2週間以上手をつけなくてすむ現金があれば、あとで再借り入れしたとしても振り込むようにして、利子の額を減らすようにしたいと思います。


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5.3 家族名義のクレジット残 2

2007年8月です。

家族名義で残っているクレジット残2口のうち、1口(Aとします)について、今年の4月以降、キャッシングの金利が(従来の26.28%から)18%に改定されていることがわかりました。(もう1口(Bとします)のほうは、確認しましたが、現在も28.2%のまま変わっていないということでした。)

そこで、とりあえずの現金があったからですが、1つの操作を実行しました。

「Aについていったん全額返済(数十万)→再度同額借り入れ(金利18%)→Bにその分返済」です。

Bからは、再度キャッシングすることもあり得ますが、日ごとにかかる金利を、少しでも減らせます(月1万以上は減るでしょう)ので、いったんこの操作を実行しました。

皆さんも、金利については、敏感に判断/行動されることをお勧めします。

ちなみに、「借金道」さんのサイトから引用させていただきますが、

----引用ここから----

2006年12月13日貸金業規制改正案が成立し、2年半後2009年末頃に18%~29.2%までの

グレーゾーン金利が撤廃される事が決まりました。2年半が過ぎれば全ての消費者金融が

利息制限法以下の金利に自動的に落ちる事になります。

----引用ここまで----

ということがあるようです。Bも、電話でのオペレーターの方は、「指導は受けているが、まだ猶予期間中なので、まだ金利を改定していない。」のようなことを言っていました。

一つのヒントとして、記しておきたいと思います。


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5.4 家族名義のクレジット残 3

2007.10.25

最近、下記の記事を発見しました。

「債務整理アドバイザー/司法書士が語る【絶対こわくない自己破産】とは・・・」さんのサイトの、「任意整理する債権者以外のカードは使えますか?」の記事です。

それで一つ、大事なことに、気が付きました。私の妻名義のカードも、更新時期が来たとき、更新されない可能性が高いということです。妻は無職ですので、私の信用度が評価されるはずだからです。

現在は、特に利用制限などの通知はなく、一度、金利変更に伴う借り換え操作をしたことがありますが、問題なくできました。このときも、手続きできるかどうか不安があったのですが、だめならしかたがないと思いつつ、問い合わせしたりして、やってみたのでした。

それでなんとなく、問題なく使えそうなんだなと思っていましたが、たぶんそれは、信用調査をし直していないからでしょう。

更新時には、間違いなく信用調査をし直しすでしょうから、更新はできないものと覚悟しておいたほうがいいと、気付かされました。2つあって、来年と再来年です。もしその時点で、利用残があれば、新規利用枠なしの、返済のみ継続となるのでしょう。

基本的に、自己破産後、金利変更に伴う借り換え操作以外の新規利用はしておらず、多少のまとまった金額があれば振込入金するようにしていますので、このまま残高縮小に努めたいと思います。

ちなみに、現金生活を基本としながら、もし現金に余裕がでてきたら、「スルガ銀行 VISAデビットカード」を持とうかとは考えています。これは、同一の決済口座で家族カード(15歳の高校生以上の家族)も作ることができるようですので、利便性と安心の付加のために。


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5.5 自己破産後の人生の目標

2007.11.1

自己破産してしまった自分がいます。

自己破産に踏み切る前、必死に自転車をこぎつつ、なんとかしたいと、起死回生を図ろうとしていました。

そのころ、スーパーに買い物に行って、主婦や、会社帰りの若い人、現場から戻る途中の若者などを目にすると、みんなえらいなー、一方自分はなんというだめさだ、と思ったことを思い出します。普通であることが、すごくりっぱなことに見えたのです。

しかし、どうにもならないと悟るに至り、自分は落伍者になってもしかたがないと、あきらめました。悩んで悩んで、なんとか家族に告白しました。

そして、自己破産の手続きを進め、免責認可され、時は経ちました。

今、これからの人生をどうしていくのか、考えなくてはいけません。

前にも書きましたが、自己破産の事実は、客観的にも、自分の心からも消えません。世の中の商行為の中での約束を破ったことは、罪です。

この罪を、償うことが必要です。

と言っても、直接償うすべはありません。

今からできることを考えてするしかないと思います。

家族、地域の知人、をはじめ、皆さんのお役に立つことを、積極的にやっていきたいと思います。

そして同時に、自身と家族を、経済的に立ち行くようにするのを、第一目標にしなければならないと、改めて考えます。

現在、ほぼ、生活ぎりぎりの線しか、収入を生み出せないでいます。

経済的に立ち行くためには、私の場合、日々の生活以外で、まず、妻名義のクレジット残を解消しなくれはなりません。若干ずつ、解消には向かっています。

そしてまた、病気などの不測の事態=「ライフトラブル」に備えるための預金も必要です。これがないと、借金ができなくなった身としては、不安をかかえつつ生きざるを得ません。(こういう境遇の人へのセキュリティーネット的な貸付制度が一部あるかもしれないようなことを、目にしたことはありますが、詳しくはいずれ、調べてみようと思います。)

さらに、私と妻の、老後の資金の貯金もしなくてはなりません。年金は入るでしょうが、周知のとおり、支給額は、年々先細りになっていくわけで、年金制度の破綻が言われている時代です。

私はどこまで行けるか、今のところ、わかりません。その途上のまま、人生が終わるかもしれません。

今は、やれることを、日々、まじめに、あせらず、おおらかに、やっていきたいと思います。ときには、 Let it beかもしれませんが。

「あせらず、おおらかに」は、自転車操業時には、とても持てない心境でした。そういう心境を与えてくれた、自己破産の制度に、感謝したいと思います。


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プロフィール

Bankrupted

Author:Bankrupted
2002.5 会社早期退職
株トレード
2004.5 自宅任意売却
2006.11 自己破産を選択
2007.2 自己破産申し立て
2007.3 破産手続き開始
2007.5 免責認可

このようになってしまった経緯と、体験からの自己破産の進め方のヒントを記します。皆さんの「他山の石」となれればと思います。

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